ドクターの声

専門性が高い方が幅広く患者様を見ることができる、逆に言えば幅広く様々な患者様を見るためには高い専門性を医師やスタッフが持っている必要があるというのが私の基本的な考えです。

私は血管外科医ですが、血管外科の病気に精通するためには自分の領域外の病気についても詳しく知っておく必要があり、広い知識を持っていることはかかりつけ医として役に立てることが多いのではないかと思います。

医師になった頃から最終的には地元である沼津に帰ってきて開業したいと思っていました。
私の出身は沼津の中でもわりと田舎の方でクリニックも比較的少ないため、この地で開業することが地域にとっても良い事となれば幸いです。

内科の道を極めるのも良いかなと思いましたが、患者様の体に直接処置をすることができる外科の方にも魅力を感じ外科を志しました。

血管外科を目指した理由はいくつかあります。
私が研修医時代に血管外科は外科の中でも勢いのある分野ではなかったのですが、医師になってから血管外科の進歩が凄まじく、学んでいて面白い分野だと思い血管外科医になろうと思いました。
血管外科を突き詰めていくと関連する科とのつながりが幅広く、血管外科医をやってきたからこそいろんな分野について広い知識を身につけることができたので良かったと感じます。

患者様のいうことを親身に聞くことも大切ですが、「患者さんは必ずしも本当のことを伝えてくれるわけではない」ということを肝に銘じています。もちろんこれは患者様が嘘をつくということではなく、「うまく伝えることができない」「本人は気がついていないが重要なこと」といった場合もあるため、鵜呑みにするのでなく患者様に寄り添って正しい診断を行うことが大切だと考えています。

心血管クリニックと専門科目の名前をクリニックに付けましたが、基本的には来院いただいた患者様は診ることができますし、専門分野はもちろんのこと専門外のことでもしっかりと診察をします。その中で必要に応じて各分野のプロフェッショナルである先生と繋いでより良い医療を受けられるようにしたいと考えています。
どんな方でも健康のことで気になることがありましたらお気軽にお声がけいただけると嬉しく思います。

血管外科自体が専門性が強いためマイナーで幅広い分野だなと思いますが、逆に言えば血管に関することなどを幅広く診れることで役に立つことができる分野であり、それが特徴の一つだと感じています。
「心血管クリニックと書いてあるけど、色々な病気を診てもらうことができて良かったね」と言っていただけるクリニックを目指しています。

元々、磐田の病院で働いている時にいろいろな納品や説明をしてくれる会社からの紹介をしていただいたことがきっかけです。
お話を伺ってこちらの会社であれば信頼できると思いましたので、そのままお願いしました。

一つは様々なコネクションを作ることができたことですね。
業者間もそうですが、建築関係、広告関係など幅広い方々から開業に関わっていただき、まとめていただけたので、自分自身が医療の分野に集中して考えることが出来たということです。

医療以外の分野には必要最低限に関わるだけで開業までをうまくサポートしていただくことが出来ました。

クリニックの建築などもプロフェッショナルが綺麗なデザイン、働きやすい動線などを考えてくださったので自分がクリニックとしてこだわりたいことに時間を割くことが出来たのも良かったですね。

クリニックですとどうしても病院と比較して新しい情報が入ってきにくくなりますので、
新製品や新薬・新治療などの新しい情報をご提供いただけると助かりますので、その辺りで引き続きサポートをいただければなと思っています。